万博会場の西ゲートゾーン

グリーンワールド

設計 / 施工
About

西ゲートゾーンに位置するグリーンワールドは、瀬戸内海の美しい景観を望むことができる開放的な空間で、海の上の万博会場を満喫することができます。
大型ライブイベントや、祭り等の屋外催事を実施する屋外イベント広場(EXPOアリーナ「Matsuri」)や、次世代モビリティを体験するエリア等が配置されます。

Topics

01当社グループ保有山林を活かした資源循環の取組み

万博会場の西メインゲートの軒天井には、国内の森林整備を推進するため、奈良県吉野地方の杉と当社グループが保有する兵庫県佐用町の山林の間伐材を使用しています。
注目度の高いメインゲートの一部に間伐材を使うことで、森林資源の有効活用、間伐材流通のきっかけとなることを目指します。
また、資源循環の取組みとして、会期終了後のリユースについても検討しています。

西メインゲートに国産杉を使用

02建設現場の未来社会の実験場

本万博では、「People’s Living Lab(未来社会の実験場)」をコンセプトに掲げています。
鹿島は、様々な企業とのコラボレーションにより、先端サービスの実証・実装を行い、建設現場の生産性向上、働き方改革を推進しています。

建設現場の生産性向上
あらゆるフェーズでBIMを活用

短期間の実施設計、早急な着工条件をクリアするために、設計用の3DCADソフト「Revit」と、構造BIMソフト「Tekla Structures」を併用。主体鉄骨の統合モデルに、下地用の小さな先行ピースまで反映させ、設計用の確認申請図から施工用のロール発注用構造図・製作図の作成まで、建設プロジェクトのあらゆるフェーズで活用し、施工の効率化を図りました。

西メインゲート 大屋根
屋外イベント広場 ステージ棟
AIドローン「Skydio Dock for S2+」

事前に飛行時間と飛行ルートを設定した自律型のAIドローンSkydio Dock for S2+(Skydio合同会社)で、現場内の定期的な巡回警備や安全管理、遠隔監視等を実施。
障害物の回避や、設定ルートから外れた場合のルート変更を自動で行います。

Skydio Dockから出庫するSkydio S2+
建設現場の働き方改革
音声案内サービス「おともたび」

地下鉄やバスを利用して万博会場まで来場する作業員向けの音声案内サービス。工事期間中、会場までのルートは複雑で、かつ多くの関係者が会場に来られることから混雑を極めます。
GPSに連動した本サービスを利用して、作業員のスムーズな移動、竣工後のイメージを共有することで工事全体の生産性向上を図ります。

サービス内画面
リアルタイム位置情報「Stroly」

GPSと連動する工事現場のオリジナルwebマップを作成。万博会場の広大な敷地で作業、移動する作業員が、自分の位置情報をスマホで確認できます。マップ上でパースや図面も表示でき、完成形をイメージして作業することも可能です。

会場内オリジナルMAP
イメージパース

03モビリティエクスペリエンスでの取組み

グリーンワールドの北側、モビリティエクスペリエンス(先進的なモビリティの体験エリア)に空飛ぶクルマのポートが設置されます。
鹿島は、万博会場内の空飛ぶクルマの格納庫の設計・施工を担当しており、次世代の空の移動手段の実現を目指して取り組んでいます。

Message

一つひとつ、
心を込めてつくる

統括所長 松村 茂樹

グリーンワールドは、パビリオンワールド・大屋根リングの西側に配置され、屋外イベント広場やフューチャーライフゾーンが拡がるエリアです。緑豊かな園路は、瀬戸内海の島々をイメージしたつくりで、心地よい空間となっています。来場者の方々に、快適に過ごしていただけるよう、一つひとつの納まりを確認し、現場を支える仲間と共に丁寧なものづくりに奮闘しています。多くの建設会社と協働しているので、工程・人員の調整は大変ですが、様々な専門家の知恵を集結させ、現場を指揮できることに日々喜びを感じています。
来場していただく皆さまに安全・安心を届けるため、これからもベストを尽くしていきます。

最大約16,000人を収容できる屋外イベント広場の形が見えてきました。世界中から多くの観客がこの場所に集い、楽しむ姿を想像するとわくわくが止まりません。

建設中の屋外イベント広場

来場者の記憶に
残したい

所長 宮本 克己

本万博では、1日あたり、最大で22万人もの来場者が予想されており、そのうちシャトルバス・団体バス・タクシーで来場される方は西ゲートを利用されます。この西ゲートには140m×28mの船底形をした大屋根がかかります。万博会場の玄関口となることから、来場者の記憶の1ページ目に残せる建物になるよう鋭意建設中です。

本万博は大阪湾に浮かぶ人工島・夢洲で開催されます。工事期間中は毎日、夕陽が作業の終わりを告げてくれます。万博に来られた際は、西メインゲート越しの大阪湾や夕陽もお楽しみください。

夢洲から見た大阪湾に沈む夕陽
Gallery
2023/12西メインゲート 施工状況
2023/12土工事(株式会社加藤組)チームの皆が同じ目的で作業する
2023/12鉄筋工事(田村工業株式会社)ひとつひとつ心を込めた物づくり
2024/06鹿島現場交流会の集合写真
2024/07屋外イベント広場 施工状況
2024/09グリーンワールド工区 施工状況
2024/09西メインゲート 施工状況
Outline

グリーンワールド工区

発注者
公益社団法人2025年日本国際博覧会協会
基本設計
別設計事務所による
実施設計
鹿島建設・飛島建設共同企業体
施工
鹿島建設・飛島建設共同企業体
敷地面積
59,040㎡
建築面積
25,568㎡
延床面積
26,390㎡