CUCO-SUICOMドーム

CUCO-SUICOMドームについて
未来社会ショーケース事業
「グリーン万博・ジュニアSDGsキャンプ」に出展
鹿島は、「グリーン万博・ジュニアSDGsキャンプ」のブロンズパートナーとして、環境配慮型コンクリートドーム「CUCO®-SUICOMドーム」(クーコスイコムドーム 愛称:サステナドーム)を建設します。
CUCO-SUICOMドームでは、小学生から高校生を対象に、ESD※1やSDGsについての体験型プログラムや、展示、ツアーが行われ※2、万博での体験を、万博後の行動変容に繋げていくことを目指します。
- ※1
- Education for Sustainable Development(持続可能な開発のための教育)
- ※2
- 具体的な内容については、2025年日本国際博覧会協会が運営事業者に委託し決定します。
「CUCO-SUICOM」について
CUCO-SUICOM※3は、コンクリートにCO₂を固定する技術「CO₂-SUICOM®」※4を基に、CO₂排出量のさらなる削減を可能にしたカーボンニュートラル/カーボンネガティブコンクリートです。鹿島がデンカ株式会社、株式会社竹中工務店とともに幹事会社を務めるNEDO※5「グリーンイノベーション基金事業/CO₂を用いたコンクリート等製造技術開発プロジェクト」を実施する研究開発コンソーシアムにおいて共同開発しました。ここで開発した技術にはCUCO(クーコ)を冠し、汎用化へ向けた普及展開を図ります。
大阪・関西万博では、CUCO-SUICOMを吹付け施工用に改良した「CUCO-SUICOMショット」をCUCO-SUICOMドームの躯体の一部に、「CUCO-SUICOMブロック」をEXPOアリーナの歩道ブロックに用います。
- ※3
- 「CUCO」は、「Carbon Utilized Concrete」の頭文字から生まれた造語
- ※4
- 2008年に、鹿島・中国電力・デンカ・ランデスの共同開発により世界で初めて開発した技術で、コンクリートが固まる過程でCO₂を吸収し、コンクリート内部に固定することでCO₂排出量を実質ゼロ以下にできる環境配慮型コンクリート
- ※5
- 国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構


鹿島の取組み
01世界初!環境配慮型コンクリートドーム建設の施工法を確立
CUCO-SUICOMドームの建設工事にあたっては、CO₂排出量を大幅に削減する「環境配慮型コンクリート」と、短工期・低コストを実現する「KTドーム®工法」を採用します。
2つの技術の掛け合わせによる環境配慮型コンクリートドームの施工法は、世界初の取組みとなり、いま注目が集まっています。
022つの環境配慮型コンクリートをドーム躯体に採用
CUCO-SUICOMドームの躯体には、低炭素型コンクリート「ECMコンクリート※6」と、「CUCO-SUICOMショット」を採用します。
2つのコンクリート材料の吹付け、ならびに「CUCO-SUICOMショット」の炭酸化養生※7により、従来の吹付けコンクリートと比較して、CO₂排出量を約70%削減します。
- ※6
- NEDOにおいて、1大学7社で共同開発した低炭素型コンクリート。一般的なコンクリートに比べ、製造時に排出されるCO₂を60%程度削減。
- ※7
- 高濃度のCO₂環境でコンクリートを養生し、CO₂を安定な形で吸収・固定する方法。


03KTドーム工法による躯体構築
CUCO-SUICOMドームの躯体は、鹿島が開発したKTドーム工法で構築します。
国内の工場で製作したドーム型のポリ塩化ビニル(PVC)膜に空気を送り込んで膨らませ、これを型枠として内側に配筋を行い、コンクリートを吹き付けることで躯体を構築していきます。
施工中に天候の影響を受けにくく、安定した環境の下、スピーディーで低コストな施工を実現します。
CUCO-SUICOMドーム施工手順―当社技術研究所で試験施工実施―





所長メッセージ

私たちの自信作
CUCO-SUICOMドーム
CUCO-SUICOMドームは、「環境配慮型コンクリート」と、「KTドーム工法」を組み合わせてつくります。KTドーム工法は、PVC膜に空気を送り込んでドーム型に膨らませ、その膜を型枠として内側からコンクリートを吹き付け、コンクリートドームを形成する工法です。大容量貯蔵庫から、体育館、消防署、オフィス、学校など、様々な施設で採用されています。国内では、現在、鹿島のグループ会社である鹿島フィットの8人の技能者にしか施工ができません。
彼らが全国どこへでもKTドームを施工しに行きます。
彼らが一生懸命吹き付けたコンクリートドームを間近に見て、迫力ある新しいコンクリートの姿をぜひ体感していただきたいです。生まれも育ちも東京の私が、この工事のために大阪に住み、粉もんを食べつくし、大阪に染まり、全力でつくったCUCO-SUICOMドームをぜひ見に来てください。

- 万博のみどころ
- 万博会場内には、一風変わった建物が多く、日本にいながらも外国にいるような感覚になると思います。
- 大阪の良いところ
- 大阪では、話しかけたらノリ良く話してくれます。色んな人と交流が出来て、楽しい飲食店が多いところが好きです。

ギャラリー
概要

CUCO-SUICOMドーム
- 設計
- 鹿島建設
- 施工
- 鹿島建設
- 建築面積
- 263.99㎡
- 延床面積
- 263.99㎡
- 規模
- RC造1階

CUCO-SUICOMブロック
- 採用エリア
- EXPOアリーナ
- 施工面積
- 3,200㎡
SUICOM関連情報
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2024/8/01月報KAJIMA 2024年8月号 ―― 特集 CO₂で未来をつくるサステナブルコンクリート特集 CO₂で未来をつくるサステナブルコンクリート
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2024/3/13大阪・関西万博にブロンズパートナーとして環境配慮型コンクリートドーム「CUCO®-SUICOMドーム」を建設 | プレスリリース | 鹿島建設株式会社 (kajima.co.jp)
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2024/3/13CO₂排出量を70%削減した「CUCO®-SUICOMドーム」の試験施工を完了 | プレスリリース | 鹿島建設株式会社 (kajima.co.jp)
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2024/3/13CO₂排出量を70%削減した「CUCO-SUICOMドーム」の試験施工を完了 | ニュース | NEDO
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2023/4/12鹿島のコンクリート技術の発信拠点「KAJIMA CONCRETE BASE」を開設 | プレスリリース | 鹿島建設株式会社