1970
大阪万博と鹿島

日本の建設力を
世界に示した未来都市

1970年、アジアで最初の万国博覧会が、大阪・千里で開催されました。

テーマは「人類の進歩と調和」。
戦後の日本の復興と、未来社会を示した国際的なイベントは、機械文明に培われた「未来都市」への架け橋となりました。

鹿島建設も、この未来都市づくりに参加し、会場用地50%の敷地造成と、9つのパビリオン、その他様々な関連工事に携わり、万博の成功を支えました。

  • 日本政府館

    展示館はパビリオンの中でも最大規模を誇った。展示では、2000年にわたる時の流れを「むかし」「いま」「あす」の3部門で紹介。高い文化力と経済力を築き上げてきた日本の姿を通して、「調和」の理念を伝えるものとなった。

  • 鉄鋼館

    「スペースシアター」と呼ばれる劇場では、最先端設備を装備し、舞台の上下、回転を可能とした。また、天井、床、壁に設置された1,008個ものスピーカーによる、かつてないスケールの音楽体験が話題を呼んだ。

  • 松下館

    敷地の3分の2を池とし、1万本もの竹を背に建つ。外壁に仕込まれた2,300本もの蛍光灯によって、夜には幽玄な光を灯した。館内には、5千年間埋設されるタイムカプセルが展示された。

  • エキスポタワー

    会場を一望に見下ろす、高さ127メートルの展望塔。垂直にのびる3本の鉄パイプを主柱とし、そこに展望台がジョイントされた。会場内におけるシンボルタワーとして、本エキスポのランドマークとなった。

  • チリ館

    チリの特産品である銅板を屋根に葺くことで、鉱業国をシンボライズした建築。イースター島からはるばる運ばれた、巨大な「モアイ像」も話題となった。

  • OECD館

    OECD加盟22か国の共同出展館。屋外の長方形のプールの底面には、加盟国22か国の国旗が幾何学的に構成されており、夜には水中照明装置によって浮かび上がる演出もされた。